この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
not erotic love stories
第26章 テレフォン・クラブ:雨宿り(第三話)薄くなった男
「そこに一時間後・・・来れますか?」

「はい・・・」
女は恥ずかしそうに答えた。

「良かった・・・。僕はグレーのスーツに黄色のネクタイをしています」

男の口調に気押されたのか、女は一瞬間を置いて言った。

「私は・・・モスグリーンの、ワンピースを着ていきます」

「ありがとう・・・。じゃ、あとで・・・」 
「さようなら・・・」

受話器を置いた手が、汗で濡れていた。
男の胸に熱いものが込み上げていた。

男の大きなため息で、机の前に置いてあったティッシュが小さく揺れた。
/615ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ