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not erotic love stories
第88章 このままじゃ、ダメですか?:私が小さな男の子を好き
教壇を挟んだ下敷き卓球が続いている。
「シャアッー・・・。」
おバカな山田が叫んでいる。

赤石と西島の卓球部員相手に、本気で勝っていると思っているのかな?
それでも二人とも、少なくとも山田よりは大人のヤツラは、下敷きで器用にカットボールなんかで、わざと難しい技で打ち返いしている。

クラスのみんなも笑いながら、三人のパフォーマンスをチラチラ眺めている。
こいつらを見ていると、何故かホッとする。

クラスにはとんでも無い不良もいるけど、何故かアイツらには手を出さない。
きっと、毎日、死ぬほど練習している姿を見ているせいだろうか。

二年まで他のクラスで虐められていた倉橋も、楽しそうに笑っている。
山田がいつも一緒にいて、じゃれあってくれるから誰もいじめたりしない。

時折、倉橋が山田をぶったりしているシーンが何回もあった。
アイツは嬉しそうに悲鳴をあげていた。

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