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not erotic love stories
第91章 ギュッと、しちゃった:私が小さな男の子を好きになった理由
よく見ると、ヤツの鼻先と頬に絆創膏が。
その訳を聞いて、私は噴き出した。

「昨日、ここで予行演習したんだ・・・」
「だって、ヘッドスライディングなんか、地面じゃ痛いし、芝生でも結構、擦りむいたし・・・」

私の胸は、キュンキュンしていた。
同時に脳裏に浮かぶヘラヘラ顔の山田に向かって、拳を握りしめていた。

(お前のせいじゃないぞ、山田っ!)

そして、また、ギュッとしながら心の中で呟いた。

(コイツだから・・・可愛い、コイツだから・・・)
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