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not erotic love stories
第10章 告白:雨宿り(第一話)待たされている女
「もう・・・あの人の事なんか、愛してないと思っていたんです」
やっと落ち着いたのか、二人は公園のベンチに座り話している。
「でも・・・さっき親子連れを見た時、急にあの人の事を思い出して。あの人も、ああして家庭にいるのかと思ったら、嫉妬している自分に気づいて・・・今まで一度もそんな事、無かったのに・・・」
男は目をそらさずにきいている。
「本当にごめんなさい。今まで・・・騙していて」