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not erotic love stories
第10章 告白:雨宿り(第一話)待たされている女
男は手を膝の前で組み、ポツリポツリ話しだした。

「僕には・・・分からない。君の事を・・ずっと、何年も・・・想っていたんだ。毎日、毎日・・・」

風がそよいで木々の葉を揺らしている。

「確かに、ショックだったけど・・・。僕は不器用だから、もう・・・他の人を好きになる事なんか、出来ない」

男は言葉を区切ると、女の震える肩にそっと手を置いて続けた。
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