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僕と彼女の週末
第21章 10:30 境界線
僕を貫いているように見える千夏ちゃんの腰の前後運動は、すぐに僕の余裕を奪い取ってしまった。

「僕っ…ダメかもっ…」
(イキそう、という言葉を発するのも怖い)

「ダメダメダメダメ…我慢して…」

くいっくいっと好きなように腰を振って、千夏ちゃんは自分の気持ちいいところに当てている。

「私が、イクの…」

(あぁ…やばいぃっ…)

千夏ちゃんの筋肉が少しずつ強ばり始めた。この体勢じゃ、アナルにも足にも力が入らない…。

「んっぐっ……ぅうう…っ」
どうにか下腹に力を入れて歯を食いしばる。千夏ちゃんの呼吸が変わってきてる。もうすぐだ。

「んんぅっ…………………っ………はぁんっ!」

根元まで深く深く飲み込んだまま、千夏ちゃんは絶頂の後の余韻を楽しんでいるようだった。
僕はまだそのど真ん中で精子を出さないように堪えている。自分の足を抱きかかえる腕にも力が入っていた。
不規則にうねる千夏ちゃんのおまんこにぐねぐねと揉まれながら、ずっとずっと目を閉じていた。

目の前にあるであろう千夏ちゃんの官能の表情を見てしまったら、間違いなく僕は射精してしまうと思った。

「まだ…硬いね」
僕を絞り続けてる千夏ちゃんの甘い声。
僕はちんこで返事をしていた。
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