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月あかりの夜
第6章 痴漢
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暫くして、がたがたと電車が大きく揺れると、
「この人、痴漢ですー」と女子高生の中の一人が電車内であらん限りの声で叫んだ。
え、と驚く途端に左腕首を掴まれて上に挙げられた。
すると、周りがサーと引いて社内がざわついて来る。
慌てて、「触っていません」と言った。
「なに言っているの、この人私の大事なところに手をいれて触りました」
「いや、誤解ですよー」と慌てて言う。
「誤れば許してあげようと思ったけど駄目ね。次の駅で降りるわよ」と言い合っているうちに停車した。
ドアが開いたら他の乗客からも突き出されるように降ろされてしまった。
「この人、痴漢ですー」と女子高生の中の一人が電車内であらん限りの声で叫んだ。
え、と驚く途端に左腕首を掴まれて上に挙げられた。
すると、周りがサーと引いて社内がざわついて来る。
慌てて、「触っていません」と言った。
「なに言っているの、この人私の大事なところに手をいれて触りました」
「いや、誤解ですよー」と慌てて言う。
「誤れば許してあげようと思ったけど駄目ね。次の駅で降りるわよ」と言い合っているうちに停車した。
ドアが開いたら他の乗客からも突き出されるように降ろされてしまった。
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