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雨の降る夜は傍にいて…
第4章 台風12号MUIFA(ムイファ)
 3 彩ちゃん劇場 ②

「ああんっ、黒田専務ぅ」

 黒田専務はラブホに着くなり、わたしを抱き締めながら激しくキスしてきた。
 
「あぁ、彩さん…」
 専務は激しくわたしの唇を、舌を貪るようなキスをしてきながら、胸を揉んできたのである。

「あ…んん…」
 そしてワンピースのV字カットの胸元の胸の谷間に、手を差し入れてきた。
 
「うわぁ、や、柔らかい…」

 そう、わたしの胸を揉んできた過去の男達皆が、そう云うのである…

「はぁぁぁ…」
 わたしはこの胸がセクシーポイントであるのだが、ウィークポイントでもあったのだ。

 大きなおっぱいは意外に感度が悪い…
 なんていう輩もいるのであるが、わたしはチョー敏感なのである。
 グイグイと揉まれると、まるで子宮に連動しているかのように、ゾクゾク、ワクワク、ジンジンと疼いてしまうのだ。

「あん、せ、専務ぅ…」
 夢中になってキスしながら、専務はおっぱいを揉んでくる。
 そして膝をわたしのワンピースのスカートの脚の間に差し入れてきて、股間をグイグイと押し込んできたのである。

「あん、んんっ…」
 恥骨が押されて、快感であった。
 既にすっかりと濡れてしまっていたのであった。
 そして専務はゆっくりとワンピースの背中のジッパーを探り当て、降ろしてくる。

「は、は、あ、彩さん…」
 さっきのカラオケまでは『彩ちゃん』だったのだが、ラブホでは『彩さん』と呼んでくる。
 そしてジッパーを下ろし、両肩を下げてきた。

「あっ…」
 わたしはしおらしい声をワザと出す。
 これも演技、作戦である。

 初めての男にはグイグイとはいかないのだ…
 少しだけ控えめな感じを出すのである。
 そして専務はワンピースを腰まで下げた。

「あ、イヤ、専務ぅ、シャワーを…」
 恥ずかしいフリをする。
 しかし、専務はすっかり夢中に昂ぶっており、そんなわたしの呟きは無視してきて、ブラジャーも下げたのだ。

「あんっ、イヤっ…」

「あ、う、おっ」

 ブルンとわたしのおっぱいが飛び出し、揺れた。
 そして専務はそんなおっぱいを見て、歓喜の声を漏らす。

「うわぁ、すげぇゃ…」
 わたしのおっぱいを見て、小さく呟いたのだ。
 そして乳首を舐め、もう片方は指先で弄ってきたのである。

「はぁん、んん…」





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