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雨の降る夜は傍にいて…
第5章 秋冷え…
 59 熱い夜 ②

 ああ、今夜は激しく、淫らに、そしてぐちゃぐちゃにして欲しい…

 わたしはそんな欲情の欲望を、目に込めて彼を見つめていく。

 すると浩司も
 わかっているさ…
 みたいな目をしながらわたしを抱き寄せキスをしてくる。

「あ…んん…」
 わたしはそのキスに心を震わせ、吐息を漏らしてしまう。
 
「あっ、っんっ…」
 すると彼はキスしながら右手ですっかり濡れそぼっているアソコに指先を触れてきたのだ。
 そのいきなりの指先の快感に、わたしは歓喜の震えをしてしまう。

 ああ、指でぐちゃぐちゃにして欲しい…

 そんな意思表示の意を込めて、わたしは腰を動かし、彼の指先を導いていく。

「あうっ、っくっ」
 二本の指先が中に入ってきた、そして膣の中の上をグリグリと擦ってきた。

「あっ、あ、ああん、んん…」
 膣全体がその指先の感触に喜悦の震えを起こし、子宮の疼きが増してくる、そして奥から愛の蜜が溢れ出してきて、股間を伝わりすっかりとシーツが濡れる程垂らしてしまう。

 グチャ、グチュ、ニュプ…
 
 指先で掻き回す様な動きをスル度に、粘着質な、淫靡ないやらしい、湿った音が鳴る。

「あ、ああん、ん、いぃ、あん…」
  わたしはその指先の快感に言葉にならない喘ぎを漏らしてしまう。

 それまで指先で膣を掻き回しながら激しくわたしの舌先を貪っていた彼の唇がスッと離れ、今度は乳首を舌先で弄り、舐め、吸い付いてきたのだ。

「はうっ、あん、やん、ぃあ、んん…」
 




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