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雨の降る夜は傍にいて…
第2章 春雷
 9 昂ぶる二人

「あ、あぁん、たーちゃん…」

 ジュボ、ジュブ、ジュボ、ジュブ…
 わたしはただしのチンポを舐め、しゃぶっていく。

「おっ、ううっ、ゆり…」

 ジュルッ、ジュ、チュル、チュ…
 ただしはそう喘ぎながらも、わたしのアソコを、特にクリトリスを中心に舐めてきていた。

 お互いに相互の手、指の愛撫、口唇愛撫共に、かなり上達していた。
 最近では二人共にどこをどう攻めれば、舐めれば、弄れば、感じ、昂ぶり、絶頂するか、手に取るように理解し合っていたのだ。
 
「はぁぁ、たーちゃん、指も…指も挿入れてぇ…」

「あっ、ううん、俺のもシゴイてくれ…」

 ただしはクリトリスを舌先で弄りながら、人差し指を挿入し、中をグリグリと掻き回してくる。
 そしてわたしは亀頭に舌を絡めながらがらしゃぶり、そして根元をギュッと握り、シゴイていく。

 ジュボ、ジュブ、ジュボ、ジュブ…

 ジュルッ、ジュ、チュル、チュ…

「はぁぁ、た、たーちゃん…」

「あ、あっ、ゆ、ゆりぃ…」

 わたしは子宮の奥からジンジンと快感の疼きが昂ぶってきていた、そしてクリトリスがピンピンに充血し、腫れたかのように膨らんできていた。
 ただしのチンポも、小さくビクビクと小刻みに震えてきていた。

 二人はもう、一触即発の状態になっていた…

「あっ、くるっ、きそうっ」
 わたしはまだ、イクという言葉は恥ずかしくて言えないでいた。

「ううっ、俺も、で、出そうだ…」

 ジュボ、ジュブ、ジュボ、ジュブ…

 ジュルッ、ジュ、チュル、チュ…

「はぁぁ、た、たーちゃん…」

「あ、あっ、ゆ、ゆりぃ…」

 いつもはこんな感じには、なかなか同時に絶頂を迎えない、どちらかといえば、最近は昂ぶりの味を覚えたわたしの方が先に絶頂し、そして二度、三度と絶頂するようになっていた、だが、今夜は上手く昂ぶりが合致したようであった。


「ああっ、あんっくうぅぅ…」
 わたしは全身を震わせる。

「おっ、おうぅっ…」
 ただしのチンポが口の中で爆発を起こし、ビクンッ、ビクンッと震えながら熱い思いを放出してきた。

「あぁぁぁ……」

 わたし達二人は同時に昂ぶり、絶頂していく…



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