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第7章 【愛したい守りたい】

「挿れる？」




「ううん、挿れない」




「えっ！？」




なんで？て顔、可愛いからもっと見せて。
頑張って意地悪してくれたんだよね。
お仕置きって本当の意味わかってる？
詰めが甘いな。
そこがジロウっぽくて好きなんだけど。




「ねぇ、何で腕解いたの？もう一回縛ってよ」




「え………はい」




敬語に戻っててウケる。
今度は自分のシャツで手首を縛ってくれた。
ジーッと見つめてたら困り果ててく過程が面白いんだよ。




「えっと、どうすれば良い？」




「え、わからないの？お仕置きするってジロウが言ったのに」




「ごめんなさい……やり方がよくわからなくて」




「ジロウはどうしたいの？私が言ったら自分本位になっちゃうからジロウの好きにして良いよ」




「えっと……………そろそろ舐めて欲しい……です」




「そうだね、じゃ、自分で持ってきて」




「え、あ、うん」




寝そべる私の顔の横でブルンと出したオチンチン。
我慢汁でちょっと濡れてたね。
自分で持って私の口元に持ってくるけどそれをジーッと見てる私は。




「つ、椿………舐めて」




「跨いでよ、咥えさせて」




横からなんて嫌。
ジロウが一番気持ち良い体勢で我武者羅に腰振って欲しい。
濡れた亀頭が唇に触れた時。




「頭押さえて抜けない程度に腰振って？出しても良いから」




「う、うん……」




さて、出来るかな？ヘタレのジロウくんに。
優しく咥えて口内に含む。
頭を支えてゆっくりピストンしてきた。
なに？もうイキそうなの？
腰、止まってるよ。
裏筋好きでしょ？もっと奥まで来て。




「ハァハァハァ、椿……気持ち良い…っ」




あぁ……ずっと欲しかった。
少し塩っぱいのも好き。
溢れてきてる。
ぷっくり膨らんだ亀頭が舌の上を擦り付けてくる。
舌先で裏筋に絡ませてバキュームする。




「あっ……ダメ……待って、イっちゃう」




「ねぇ、抜かないでよ、もっと頂戴」




「ハァハァ、ちょっと手加減して」




「はぁ、無理、早く……」




「うん」




ジワリ…と濡れていくのが自分でもわかる。
早く欲しい……けど焦らされたい。
簡単に与えないで。
私が泣いてお願いするまでは意地悪して。