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甘い蜜は今日もどこかで
第7章 【愛したい守りたい】
いつも通りの日々が舞い戻って、無事?に出張は終わる。
有り難いことに相変わらず仕事は忙しい。
追われる作業で適度に時間が過ぎていく。
会社にも作業内容や同行したエリアなど報告書をメールにて送付している。
しかし、未だ、2人の関係を吉原さんには言えずにいる。
まぁ、ジロウはタイミング見て…と言っているけど。
いつまでも先延ばしする訳にもいかないよね。
ずっとイレギュラーしてる。
一緒の部屋に戻ってもうすでに半同棲生活ってやつ。
3日に1回くらいはジロウも自宅に戻ってるけど。
家の中にジロウのモノが増えてくのは自然と顔がニヤける。
幸せ過ぎて逆に怖いくらい。
だからこそ、ケジメつけなきゃなって思う。
それはジロウも一緒。
マネージャーとキャストの恋はご法度。
示しがつかない。
申し出ればおそらく離される。
一緒に仕事出来なくなる。
ジロウがエリア外に行っちゃう。
私以外の誰かのマネージャーにつく。
わかってる事なのに踏ん切りがつかない。
焦ってんの?
妬いてんの?
やっと手に入れたの手放すの怖い?
傍に居なきゃダメになる?
ジロウが居たから頑張れたの?
ジロウが居なければ頑張れない?
「んっ……あっ……ジロウっ……激し…っ」
急に来た寝バックに目がチカチカする。
後ろから激しく突き上げてきて顎クイされた。
「何考えてるの?余裕じゃん、僕以外のヤツ浮かんでるの?」
「え……違う、あっ……んんっ」
「何それ、死ぬほど妬いちゃうんだけど?椿の全部、僕にくれるんじゃなかった?」
「ちょ、待って、あっ……ダメ…っ」
足広げられない、起きれない。
ヤバい、普段当たらないところ当たってて気持ち良過ぎる。
「イクっ……イっちゃう!」
「イって?僕以外考えるなよ」
勘違いしてる………2人のこれからの事考えてたのに。
でも、本当の事言うのはちょっとやめとこうかなって。
だってコレ、ヤバいくらい気持ち良い。
ジロウの嫉妬に狂いそうな逆ギレセックス。
もう、ジロウしか見えてないのに。
ジロウの事しか考えてないよ。
まだわからないの?
イってもイっても止まらないピストンに飛沫をあげて悦ぶ身体にジロウは容赦しない。