パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 過ち

とりあえず人に見られても困るから拓海君の車に乗った。

「凪どこまで行くの？送る・・・・」

イヤイヤイヤ・・・それは不味い。

クラブ行くって・・・拓海君は知らないのかな。

「だっ・・・大丈夫・・・・ここで話すよ・・・・」

そう言うと拓海君は眼鏡を外して、一回ため息・・・。

「ごめんね・・・・」

・・・・・・・。

「大丈夫だよ(笑)・・・どうしたの？？？さっきから謝ってばっか・・・・」

拓海君は私の手を握って・・・。

「初めて会ったとき・・・強引にしちゃったし・・・」

・・・・・・・。

「2回目も・・・その次のデートの時も・・・俺自分勝手だったなって・・・・」

・・・・・・・。

「なっ・・・何言ってるの？？？(笑)そんな気にしてない・・・・」

私だってあの時は・・・・。

「この前鎌倉・・・蓮と言ったの楽しかった？？？(笑)」

・・・・・・/////////

私・・・。

「あのね・・・嘘つく気はないから・・・あの・・・・」

「いいよ、言って？？(笑)」

「凄く・・・楽しかったし・・・また蓮に逢いたいの・・・・」

バックをギュッと抱えて言った。

・・・・・・・・。

拓海君・・・・。

「俺には逢いたくない・・・・？？？」

・・・・・・。

逢いたくないとかじゃない・・・。

蓮に・・・逢いたくて・・・・。

「ごめんね・・・あの・・・嫌いとかじゃない・・・あの時は私も・・・・」

ただ・・・。

あんなに・・心から安心して笑ったの・・・・。

久しぶりで・・・。

「でもまだ蓮とは1回しか逢ってないよね？？」

・・・・・拓海君？？？？