この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
世界で一番君が好き~You’re my love♡
第14章 挫折と欠落
拓海side
蓮の部屋は・・・同じフロアーの3つ先だった。
凪にちゃんと謝りたいけど・・・、多分もう会ってはくれない。
はぁぁ・・・・。
蓮の部屋のインターホンを鳴らしたが・・・やっぱりまだ帰ってはいなかった。
すると・・・。
「拓海君????」
・・・・・・・・。
振り返ると・・・・。
沙帆さん・・・・。
「どうしたの???」
愛犬の祐司を抱っこして俺の事を見てそう言った・・・・。
沙帆さんにも・・・呆れられるな。
「(笑)・・・俺一足先に沖縄行きます・・・明日出発で・・・・」
そう言うと沙帆さんは・・・・。
「じゃぁ今夜また皆でご飯食べようか・・・・(笑)何食べたい???」
沙帆さん・・・・。
俺はそんな事してもらえるような人間じゃないんです・・・・。
「拓海君????」
・・・・・。
「沙帆さん・・・いつもありがとう・・・でも今日は大丈夫(笑)たまには祐司さんと2人で・・・・」
そう言って自分の部屋に戻った。
皆に迷惑をかけて・・・。
凪を傷つけて・・・。
蓮を怒らせた。
もう・・・。
手の施しようがない。