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第14章 挫折と欠落

沙帆side

・・・・・・。

拓海君。

大丈夫かな・・・・・。


拓海君はフラフラしたまま自分の部屋に入っていった。


拓海君が尋ねたこの部屋。

確か・・・・。

噂の蓮君の部屋だっけ・・・・。


私は未だに蓮君に逢ったことはなくて、でも堂本君に聞いたのは・・・・・。


1時間一緒に居たら好きになっちゃうらしいよ？(笑)

って！(笑)

まさかねぇ・・・・・。

ジーッッッとその扉を見つめてると、

「あの～・・・・・沙帆さん？(笑)」

へっっ？(笑)

振り返るとッッッ

「湊君ッッ(笑)」

と、最近紹介された奥様の琉依ちゃん♡

琉依ちゃんが奥様だなんて本当ビックリしたんだからぁッ！(笑)

「どうしたの？沙帆さん(笑)今凄い顔してたよ～ッッ」

琉依ちゃんが笑って言ってきた。

(笑)

「あ、私蓮君にまだ会ったことないから～どんだけ素敵なのかなぁって(笑)」

私が言うと湊君と琉依ちゃんは顔を見合せ・・・・・。

笑って、

「めちゃくちゃ優しいっ(笑)」

琉依ちゃんがそう言った。

優しいんだ～・・・・・。

「でも今蓮、お気に入りの会員さんいるっぽくて(笑)」

もしかしてこの前鎌倉デートした子かな？

「多分その子も何時間かで落ちたんじゃん？(笑)」


スゴッ(笑)