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第15章 2度目の宿泊

凪side

もう全然旦那さんに会ってないな(笑)

好きとかいう感情は特にないから・・・会いたいって思ったりもしないんだけど・・・・。

蓮が運転する車は白金台付近に到着・・・・。

もう暗いため・・・。

近くのパーキングに車を止め・・・・。

「荷物取ってくる・・・(笑)」

そう言うと蓮は笑って・・・・。

「待ってるね・・・(笑)」

急いで家に向かって走った・・・・・。

すると・・・。

いつもの事だけど家の電機はついておらず、鍵を開け中に入って・・・・。

2階に行き準備しておいたスーツケースを持ってまた下に降りた。

・・・・・・・。

なんか・・・。

やっぱりこの生活無意味かもしれない。

あの人ももしかしたらそう感じてるのかも・・・・・。

だから帰ってこないのかもな・・・・。


靴を履きまた家を出て鍵を閉めた。

・・・・・・。

母も落ち着いたって・・言ってたし・・・・。

旦那さんに話をしてみようかな。

治療費も・・・分割にして返してもいいし。

顔を上げ大きな家を眺め・・・・。

・・・・・・・。

私の幸せ・・・・。

ここじゃない気がする・・・・。