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世界で一番君が好き~You’re my love♡
第32章 貴方の腕の中で
蓮side
オフィスから戻り凪が待つ車へ向かった。
扉を開けると、
あれ?
あっ!
後部席を見ると凪が俺をじっと見つめ
「佐那ちゃん大丈夫かな?」
・・・・・・。
「(笑)龍がいる、大丈夫だよ・・・・・」
凪を助手席に移動させ車を出した。
「凪~・・・・・今夜泊まれない?」
凪の手を握りそう言った。
凪は俺の顔を見て・・・・。
「明日仕事でしょ?」
そう(笑)
しかも9時に富士に行く。
「ちゃんと送るからさ・・・・なんか今夜は凪と居たいんだよ・・・・・」
そう言うと凪は笑って、
「明日実家に送って(笑)なるべくあの家には行きたくなくて・・・・・少しずつ荷物運んでるの・・・・」
そうなのっ?
・・・・・・。
「言ってくれたら運ぶの手伝うのに(笑)今度一緒に運ぼ・・・・・」
そう言って車を出した。
いつか凪が自由になったら直ぐに恋人申請したら怪しいかな。
でもなるべく早く申請して、
一緒に暮らしたい。
「ね・・・・・蓮は私が佐那ちゃんみたいになったらどうしする?」
え・・・・・・。
凪はちょっと悲しそうな顔をして俺を見た。
俺は・・・・。
「龍もどうするか分からないけど・・・・、俺は~・・・・」
俺はきっと・・・・。
「殺しちゃうかもな・・・・・・」