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第36章 知らない世界　２

蓮side

・・・・・・・。

メインの女性は入れ代わり立ち代わり色んな男を相手に・・・・。

やられまくってる・・・・。

それを後ろから見ながら笑う司会をやっていた男・・・・。

・・・・・・。

すると男がポケットから携帯を出し・・・。

画面を確認してその場を離れた・・・。

「あ・・・ちょっと俺・・・行ってきます・・・・」

一樹さんにそう言ってその場を離れ・・男が離れたところで携帯を見てるのを確認・・・。

男に気付かれないよう陰に隠れていると・・・・・。

「はい、・・・小田切です・・・・」

おーーーーーっと！！！

コイツやっぱドンピシャだった！！！！

「はい・・・本日の分は総額６００位はいくので半分はお渡しで・・・はい・・・では後で・・・・」

やっば・・・

こっそりその場をまた離れ観覧席に戻ると・・・・。

一樹さんー・・・(笑)

一樹さんもう限界か？？？

柵の向こうに背を向け飲み物を飲む始末(笑)


俺が一樹さんの腕を掴み・・・・

「凪旦那いました・・・多分そうだと思う・・・」

そう言うと一樹さんは俺の方を見て・・・。

「やっぱ司会者？？？」

・・・・・・・。

俺は一回頷き・・・。

２人でまた司会者の男を眺めた・・・・。