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世界で一番君が好き~You’re my love♡
第1章 自暴自棄
拓海side
・・・・・・・・。
ここ・・・。
あれ。
俺・・・・・。
目をこすって眉間に手をやると・・・・。
「目・・・覚めた???」
え・・・・。
左側を向くと・・・・。
「沙帆さ・・・・」
沙帆さんは笑って・・・。
俺の前髪を触りながら・・・・。
「可哀想に・・・・仕事無理しちゃった?(笑)」
・・・・・・・//////////
沙帆さん・・・・・
その優しい問いかけ。
凄く胸が痛くなるよ。
思わず沙帆さんの手を退け、
「売上上げたくて・・・・・」
そう言って沙帆さんに背中を向けてしまった。
「そっか・・・・でも拓海君倒れちゃったら・・・後輩君達不安になる・・・・(笑)無理しちゃダメよ・・・・」
そう言って俺の背中を擦ってくれた。
・・・・・・・。
もう胸が苦しくて苦しくて・・・・・。
ギュッと布団を掴んだ。
「貴女は私を助けてくれたんだから・・・、私も貴女を支えて上げる・・・・」
沙帆さん。
懐かしい。
結城さんを思い出す。
お姉ちゃんみたいな
安心するんだ。
後ろからギュッと俺を抱き締めて
「私や、皆を頼ってね・・・・・」
沙帆さん・・・・・・。