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世界で一番君が好き~You’re my love♡
第1章 自暴自棄
沙帆side
拓海君は私に背を向けたまま・・・・
ずっと布団をギュッと掴んで震えてた。
私は
弟は居ないけど、
弟を見るような感覚。
頭を撫でて、
「拓海君はさ、ご飯何が好き?」
そう聞くと、
少し濡れた目で私を見て、
(笑)
泣いちゃったか。
可愛い。
「ハンバーグ・・・・・」
(笑)
「じゃ、今度作って上げる(笑)ちゃんと食べてないでしょ?」
拓海君はやっとこっちを向いて・・・・・。
「やっぱり祐司さんは凄いな・・・・・(笑)」
え?
笑いながら私を見て、
「沙帆さんと疎遠になって、仕事しまくったけど・・・・」
・・・・・・・。
「倒れなかった・・・・・。」
(笑)
「あの人サイボーグだもん(笑)」
私が言うと、拓海君は笑って・・・・。
私の手を触って、
「抜け出せないんだ・・・・俺・・・・・」
拓海君・・・・・。
「どうしたら・・・・忘れられるのかな・・・・」