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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第8章 企み(呪われた王宮)
「おおお、ほっほほ・・・。そうだったな。こうなってはもう、何も聞こえまい・・・。完全に夢の世界をさ迷っているからな」
大トカゲは嬉しそうに蛇達を、母に出し入れさせている。

「おおおお・・力がみなぎる・・・。そうだ、蛇どもよ・・・。もっとマチルダから生気を吸い取るのじゃ」

凄まじい精神のパワーが、ルナに押し寄せてくる。
邪念に固まったおぞましい光景が、ルナの頭の中に広がっていった。
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