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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第107章 断末魔(アズート)
「ウギャー・・・!」
予期せぬ攻撃が、アズートの目を潰した。
すかさずマチルダは両手で聖剣をささえ、大トカゲに向かって突進していった。
「ギュワワワー・・・」
この世の物とは思えぬ叫びを上げてアズートは仰け反った。
聖剣の金色の光りが、ウロコを通して身体の奥深く見えている。
「お、おのれえぇー・・・」
断末魔の叫びを上げながら、アズートは尻尾から蛇をマチルダに放った。
「ああっー・・・」
何十本もの蛇が、マチルダの首や胸に噛みついていく。
予期せぬ攻撃が、アズートの目を潰した。
すかさずマチルダは両手で聖剣をささえ、大トカゲに向かって突進していった。
「ギュワワワー・・・」
この世の物とは思えぬ叫びを上げてアズートは仰け反った。
聖剣の金色の光りが、ウロコを通して身体の奥深く見えている。
「お、おのれえぇー・・・」
断末魔の叫びを上げながら、アズートは尻尾から蛇をマチルダに放った。
「ああっー・・・」
何十本もの蛇が、マチルダの首や胸に噛みついていく。