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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第108章 雷(いかづち)(アズート)

※※※※※※※※※※※※※※※
その時、ドザリは空を見上げていた。
ルナ女王の面影を追いながら陽だまりを楽しんでいる。
ふと、冷たさを感じた。
抜けるような青空が何時の間にか灰色の雲に覆われていた。
「な、何だっ・・・?」
細い光の筋が見えたかと思うと、辺りが強い光に照らされたのである。
そして凄まじい轟音と共に、教会めがけて稲妻が駆け下りていった。
一瞬にして屋根が砕け、レンガが辺りに飛び散った。
「うわっー・・・・・」
思わず両手で頭を抱えたドザリに鈍い衝撃が何度も襲った。
その時、ドザリは空を見上げていた。
ルナ女王の面影を追いながら陽だまりを楽しんでいる。
ふと、冷たさを感じた。
抜けるような青空が何時の間にか灰色の雲に覆われていた。
「な、何だっ・・・?」
細い光の筋が見えたかと思うと、辺りが強い光に照らされたのである。
そして凄まじい轟音と共に、教会めがけて稲妻が駆け下りていった。
一瞬にして屋根が砕け、レンガが辺りに飛び散った。
「うわっー・・・・・」
思わず両手で頭を抱えたドザリに鈍い衝撃が何度も襲った。

