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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第2章 アキシニス王国(呪われた王宮)
樹海の奥に古くから伝わるジューム国末裔であるマチルダを妃に迎えてから、アキシニス王国は益々栄えるようになった。
夫であるキルク王は勇敢で聡明な領主で国民からも慕われていたが、さすがにマチルダ王妃の人気には敵わなかった。

しかし逆にその事が嬉しく思える程に、王は妻を心から愛していた。
今も振り返った眼差しは、眩しそうにマチルダの金色の瞳に向けられている。

ただ、三年前に起こった飢饉の苦労からか逞しかった王の健康は急速に衰え、髪も白髪が混じり頬もこけていった。
マチルダが時折心配そうに肩に乗せるしなやかな指を、慈しむように手に取りながらも儚い微笑みをみせるのであった。
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