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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第15章 キエフの村(呪われた王宮)
「水と食料だ。夜はそこで寝ろ・・・」

そして積んである藁の方を見た。
ディオンは慌ててカバンから金貨を取出そうとすると、遮るような声がした。

「金はいらんっ。働くんだ・・・。明日・・迎えに来る」
そう言うと男は小屋を出ていった。
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