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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第1章 樹海(呪われた王宮)
「いたかっー・・・?」
「そっちも探せー・・・」

遠くから静寂を破る声が聞こえる。

(もう、追いつかれた・・・)
一際大きく聳え立つカムヤの木に、もたれるようにルナは息をひそめた。

細い肩が震えている。
一日中、走り続けた身体は限界にきていた。

細い顎を引き付けて息を飲み込み、木を背中にしてジッと樹海の闇を見据える。
瞳から零れる金色の光が、ボウッと浮かぶ。
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