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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第3章 過ぎ越しの祭り(呪われた王宮)
「つかまえた・・・」
同じ言葉を小さな唇からこぼすと、ルナはディオンの背中に顔をもたれさせた。

思ったよりも大きな背中であった。
優しい顔立ちに似合わぬ、逞しい筋肉が感じられた。

「王女・・・様・・・」

ルナの頬の温もりが、背中から広がって体中を熱くしていく。
ディオンは王女の手を取ると、ゆっくりと振向いた。

「いやよ、王女様なんて・・・。前みたいにルナって呼んで」

目の前にディオンの青い瞳を見つけると、ルナの顔は見る見る内に赤く染まった。
城中の女官が噂するディオンの端整な顔立ちは、幼馴染みのルナにとっても心に迫るものがあった。
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