この作品は18歳未満閲覧禁止です
呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第40章 呪いの残像(アズート)
「あうっ・・・・はぁっ・・・」
食いしばった歯の隙間から、ルナの声が漏れていく。
隆起した塊が男を誘う。
「おおお・・・すげぇ柔らかい肌だ」
ルナの指は、草を強く掴んでいる。
「いやぁ、やめてぇ・・・ディオン・・・。助けてぇ・・・ディオンー」
懸命に声を出すのだが、男の野蛮な愛撫に次第にかき消されていくのだった。
(ど、どうして・・こんな・・・?)
どす黒い何かが膨らんでいく。
ルナの瞳が徐々に光っていく。