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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第42章 ケダモノとの交わり(アズート)
「ル・・・ナ・・・・」
言いようの無い悲しみと同時に、不思議な安堵感がディオンの心を包んでいた。
ルナの喜びの表情が、そうさせるのだろうか。
「んふぁっ・・・あああ、ああっああっ」
ようやく男の唇を放すと、しっかりと身体にしがみ付きながら腰をローリングさせている。
「いいっいいっ・・いやっ、もっとぉ・・・。凄いぃ・・・ひぃ・・・いいっいいっ」
これが、我が妻ルナなのか。
ディオンは信じられない想いで見つめている。
幼い頃から共に育ち愛し合った人。
母のマチルダゆずりの気品に満ちた誇り高い王女が今、目の前のルナなのか。
言いようの無い悲しみと同時に、不思議な安堵感がディオンの心を包んでいた。
ルナの喜びの表情が、そうさせるのだろうか。
「んふぁっ・・・あああ、ああっああっ」
ようやく男の唇を放すと、しっかりと身体にしがみ付きながら腰をローリングさせている。
「いいっいいっ・・いやっ、もっとぉ・・・。凄いぃ・・・ひぃ・・・いいっいいっ」
これが、我が妻ルナなのか。
ディオンは信じられない想いで見つめている。
幼い頃から共に育ち愛し合った人。
母のマチルダゆずりの気品に満ちた誇り高い王女が今、目の前のルナなのか。