この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第69章 僧侶と司教2(アズート)
司教は意地の悪い笑みを浮かべると花園から指を離した。
愛液が糸を引き光っている。
「あああっ・・いやっ、いやぁっ・・・」
か細い悲鳴を上げるマチルダだった。
もっと欲しかった。
長い間、熱く火照っていた一番敏感な場所だった。
だが男の指は空しく身体を離れていってしまい、それを求めるように回した腕に力を込めた。
せっかくの甘美な夢が壊れていく気がしたから。
薄っすらと白い闇が晴れていく。
徐々に感覚が戻ってくる。
愛液が糸を引き光っている。
「あああっ・・いやっ、いやぁっ・・・」
か細い悲鳴を上げるマチルダだった。
もっと欲しかった。
長い間、熱く火照っていた一番敏感な場所だった。
だが男の指は空しく身体を離れていってしまい、それを求めるように回した腕に力を込めた。
せっかくの甘美な夢が壊れていく気がしたから。
薄っすらと白い闇が晴れていく。
徐々に感覚が戻ってくる。