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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第69章 僧侶と司教2(アズート)
「マチルダ・・・」
男の強い声で目を覚ました。
そして両目を大きく見開き、引き寄せていた男の顔に初めて気づいたのだった。
「司教・・様・・・」
マチルダの声は驚きに震えていた。
自分を抱きしめている男が誰だか分かったのだ。
何とマチルダが最も尊敬し、信頼を寄せているアズート司教ではないか。
そして自分が少女ではなく王妃である事も。
マチルダは自分のドレスがはだけ、あらわになったバストや花園に気づいて顔を真っ赤にした。
身体中の血が昇っていく。
男の強い声で目を覚ました。
そして両目を大きく見開き、引き寄せていた男の顔に初めて気づいたのだった。
「司教・・様・・・」
マチルダの声は驚きに震えていた。
自分を抱きしめている男が誰だか分かったのだ。
何とマチルダが最も尊敬し、信頼を寄せているアズート司教ではないか。
そして自分が少女ではなく王妃である事も。
マチルダは自分のドレスがはだけ、あらわになったバストや花園に気づいて顔を真っ赤にした。
身体中の血が昇っていく。