この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第70章 僧侶と司教3(アズート)
「ど、どう・・・して・・・・?」
マチルダは煩悶していた。
男の愛撫に身をゆだねながら。
神聖な祭壇の上で神に仕える司教様に抱かれている。
『お前は淫乱な女だ・・・』
男の声が消えなかった。
懺悔をしにきた筈なのに。
毎夜見る悪夢と。
毎朝の罪の行いを。
そう、全てを尊敬する司教様に打ち明け、清めてもらう筈ではなかったのか。
それが何時の間にかこうなっていた。
あろう事か王妃である自分が司教様に抱かれ、愛撫されているのである。
マチルダは煩悶していた。
男の愛撫に身をゆだねながら。
神聖な祭壇の上で神に仕える司教様に抱かれている。
『お前は淫乱な女だ・・・』
男の声が消えなかった。
懺悔をしにきた筈なのに。
毎夜見る悪夢と。
毎朝の罪の行いを。
そう、全てを尊敬する司教様に打ち明け、清めてもらう筈ではなかったのか。
それが何時の間にかこうなっていた。
あろう事か王妃である自分が司教様に抱かれ、愛撫されているのである。