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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第94章 蘇る悪夢3(アズート)
(だめ・・・だ・・め・・・・)
現在の目覚めているルナの理性が止める。
だが、まだ汚れを知らなかった過去の自分の口から、切ない声が漏れていった。
「は・・・い・・・・」
司教が顔を歪ませて笑っている。
「欲しかったのだろう・・・・?」
血管が、催促するかの如く脈打っている。
「は・・・い・・・・」
素直な声だった。
母と恋人の淫靡な光景が、ルナの欲望に火を灯したのかもしれない。
「お前を・・清めてやる・・・」
ブルーの髪を優しく撫でながら、アズートはルナの顔を引寄せた。
(は・・・い・・・・)
塞がれていく口の中で、ルナの言葉は消えていった。
夢の中で調教され続けていたシーンと同じように。
現在の目覚めているルナの理性が止める。
だが、まだ汚れを知らなかった過去の自分の口から、切ない声が漏れていった。
「は・・・い・・・・」
司教が顔を歪ませて笑っている。
「欲しかったのだろう・・・・?」
血管が、催促するかの如く脈打っている。
「は・・・い・・・・」
素直な声だった。
母と恋人の淫靡な光景が、ルナの欲望に火を灯したのかもしれない。
「お前を・・清めてやる・・・」
ブルーの髪を優しく撫でながら、アズートはルナの顔を引寄せた。
(は・・・い・・・・)
塞がれていく口の中で、ルナの言葉は消えていった。
夢の中で調教され続けていたシーンと同じように。