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この世は金で回ってる。
第5章 エピローグ
 おれが村に来てからはや10年になる。
 宝くじを買っては当選金の半分で次の宝くじを買うという生活をしていたらいつの間にか貯金が10億に手が届くまでになっていた。
 下手な鉄砲数撃ちゃ当たるとはよく言ったものだ。
 単発式の火縄銃ですらそうなのだ。
 高性能のガトリングガンを使えば当たる確率は格段と跳ね上がる。
 衣食住に贅沢する趣味のない俺は貯まった金の内数千万円を村に無償でばら蒔いた。
 農業はお天気相手の仕事だ。豊作の年もあれば二年続けて台風や干魃被害で不作の年もある。
 そんな時に無利子無担保ある時払いの催促なしで大金を振る舞う俺に意見出来る村民は居なくなった。
 若くて器量が人並み以上の女で俺のチンポの味を知らないのは居なくなった。
 気が向けば何処でもいつでも誰とでも寝た。
 娘の破瓜の血で汚れたチンポを母親のオマンコに挿入た事も一度や二度じゃない。
 
 「ただいま。」
 玄関を開けると車の音を聞き付けてか久子が全裸で三つ指ついて待っていた。
 「お帰りなさいませ。」
 深々と頭を下げるその白い背中には「宗次郎」と俺の名をあしらった千社札の刺青が大きく入っている。
 最初に刺青を入れたいと言い出したの珠世だった。
 五年経って気が向いたら刺青入れさせてやる。との約束をしっかり覚えていたらいし。
 俺は見事に忘れていたが約束は約束だ。
 許可を出そうとしたら久子が待ったをかけた。
 刺青入れるなら私も、いや私が先に入れたい。
 滅多に我が儘を言わない久子が頑として引かない。
 どうやら刺青を彫ることで俺の所有物としての格付けが変わると危惧したらしい。
 仕方ないので久子の背中の彫り物が完成した後に、珠世は左の太股に同じ図案の彫り物を入れた。
 それを見て羨ましがった綱手は右の乳房に「宗次郎様」左の乳房に「珠世様」と入れたいと泣いて頼んできた。
 綱手にとって珠世も大切なご主人様なのだ。
 
 鞄を持つ久子を従えて廊下を進み応接間に入る。
 「お帰りなさいませ。」
 声をかけての今年で18歳。成人になったりくだった。
 可愛らしかった幼女から綺麗な女性に羽化したりくのお腹は大きく膨らんでいた。
 あと二週間程で出産予定日だ。
 
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