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熱い視線に身体が疼く
第2章 奇跡の再会
その時のバイト代は、後に通帳に振り込まれていた。
金額、13,000円。
これが、プライムの風斗と出会った料金。
「はぁ……」
ため息をつくと、同じ劇団員の啓太が側に来た。
「何、ため息なんかついて。」
「なんだか、こんなものかなって思っちゃって。」
「何が?」
「この前、エキストラのバイトした時に、プライムの風斗に会ったの。」
「へえ。奇跡。」
「でしょう?それで、一緒にワンシーン撮ったんだけど、13,000円貰って風斗と演技できるんだったら、誰でもやるなぁって思って。」
「ふうん。」
そう言うと、啓太は窓の外を覗き込んだ。
「それで、連絡先聞かれたんだけど、結局交換する事なく終わり。そんなものだよね。」
金額、13,000円。
これが、プライムの風斗と出会った料金。
「はぁ……」
ため息をつくと、同じ劇団員の啓太が側に来た。
「何、ため息なんかついて。」
「なんだか、こんなものかなって思っちゃって。」
「何が?」
「この前、エキストラのバイトした時に、プライムの風斗に会ったの。」
「へえ。奇跡。」
「でしょう?それで、一緒にワンシーン撮ったんだけど、13,000円貰って風斗と演技できるんだったら、誰でもやるなぁって思って。」
「ふうん。」
そう言うと、啓太は窓の外を覗き込んだ。
「それで、連絡先聞かれたんだけど、結局交換する事なく終わり。そんなものだよね。」