この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
熱い視線に身体が疼く
第2章 奇跡の再会
嫌いって、ここにいる事バレたらどうするのよ。
「よくここが分かりましたね。」
「木村さんに聞いた。」
「木村さん?」
ああ、あのスタジオの偉い人だって言う。
「で?何の用ですか?」
「連絡先、聞きに来た。」
「ああ……」
本当に知りたかったんだ。私の連絡先。
「じゃあ、スマホ取ってきますね。」
「いや、俺のID渡すから、後で登録して。」
そう言って風斗は、私に一枚の紙を渡した。
「じゃあ、マネージャー待たせてるから。」
「はい、あ、あの!」
すると背中を向けた風斗は、クスッと笑った。
背中まで無駄のない筋肉。すごいわ。
私はビルの中の稽古場に戻って、スマホを取り出した。
「よくここが分かりましたね。」
「木村さんに聞いた。」
「木村さん?」
ああ、あのスタジオの偉い人だって言う。
「で?何の用ですか?」
「連絡先、聞きに来た。」
「ああ……」
本当に知りたかったんだ。私の連絡先。
「じゃあ、スマホ取ってきますね。」
「いや、俺のID渡すから、後で登録して。」
そう言って風斗は、私に一枚の紙を渡した。
「じゃあ、マネージャー待たせてるから。」
「はい、あ、あの!」
すると背中を向けた風斗は、クスッと笑った。
背中まで無駄のない筋肉。すごいわ。
私はビルの中の稽古場に戻って、スマホを取り出した。