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熱い視線に身体が疼く
第2章 奇跡の再会
「えっと、IDは……」
検索するとアイコンもない、シンプルなアカウントが出て来た。
「へえ。それ、風斗のアカウント?」
隣からバッチリ、啓太に見られていた。
「見ないでよ。」
「それ、個人のアカウントじゃね?」
啓太の一言に、ドキッとした。
「オフィシャルだったら、絶対写真とかアイコンにしてるはずだし。」
「ああ……」
もしかして、私は特別?もっとドキドキしてきた。
「あんま、期待しない方がいいんじゃない?」
啓太が心配そうに言った。
「分かってるよ。」
風斗は人気アーティスト。私はただの売れない劇団員。
その差は、大きい。
「何かあったら心配だから、俺の連絡先教えておく?」
検索するとアイコンもない、シンプルなアカウントが出て来た。
「へえ。それ、風斗のアカウント?」
隣からバッチリ、啓太に見られていた。
「見ないでよ。」
「それ、個人のアカウントじゃね?」
啓太の一言に、ドキッとした。
「オフィシャルだったら、絶対写真とかアイコンにしてるはずだし。」
「ああ……」
もしかして、私は特別?もっとドキドキしてきた。
「あんま、期待しない方がいいんじゃない?」
啓太が心配そうに言った。
「分かってるよ。」
風斗は人気アーティスト。私はただの売れない劇団員。
その差は、大きい。
「何かあったら心配だから、俺の連絡先教えておく?」