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ベターハーフは何処にいる
第1章 犬みたいに舐めて?
はぁ。
なんなの?
あの依頼人。
やる気、あるのかしら?
イライラするし、ムカつくわ。
でも、仕事だからね。
何しろ、ペーペーですから。


裁判資料をバーキンに詰め込んで溜息をついた。


呑まないとやってられない!


そう思ってプライベートの携帯を出して、
LINEを送る。


「今夜、時間ある?
呑みたい」

すぐに既読になって、
「OK」とヘンテコなスタンプが送られて来る。


「なに、これ?
ホント、馬鹿みたい」と口に出してしまって、
近くに居たヒトが私を見る。


「いつものトコ。
20時ね?」と返信して、
仕事用の携帯で事務所に電話を入れる。

急ぎの用件はなくて、直帰しても良いと確認したアシスタントさんが言うから
有り難くそうさせて貰う。

明日はお休みだし、
とにかく、こんなイライラした気持ちじゃ安眠出来ない。


帰宅して、書斎に仕事バッグを置いてから、
シャワーを浴びて髪を洗う。


ロクシタンの良い香りで、
少し元気になってくる。

身体も念入りに洗って、
バスローブ姿で髪を乾かしてから、
クローゼットの服を眺める。


仕事用の黒いスーツ、
豪(ごう)ちゃんは嫌がるから、
思いっきり女性らしいダイアン・フォン・ファステンバーグのラップワンピースにしてあげよう。

下着は黒のセクシーなヤツ。
お揃いのタンガ。
勿論、極上のストッキングをガーターベルトで吊るしてあげる。


うん。
豪ちゃん、
鼻血出して、
喜んでくれるかな?


いや、それはないか。


バッグはどうしようかな?
酔っ払うと忘れちゃいそうだから、
マトラッセの斜め掛けにしておこう。

靴は、酔っ払って歩くと危険だから、
バッグとお揃いのバイカラーのローヒールかな?


今日はテキーラ呑んで、
はしゃぎまくろうと思うと、
ちょっと気分が上がってきた。
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