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ベターハーフは何処にいる
第4章 再会
豪ちゃんが成田まで車で迎えに行って来るからと出掛けてしまったので、
私は自分の部屋に戻って、
部屋の空気の入れ替えをしながら掃除をして、
ベンジャミンの手入れをした。

そして、ベランダでのんびり音楽を聴きながらミルクティーを飲んだ。


落ち着け!私!!

別に1週間から10日。
森田くんと会うこともないだろう。


あっちでも弁護士資格を取得したエリート弁護士は、
婚約者と結婚してめでたし!めでたし!なんだから。


そういえば、翔子さん、
妊娠してたって言ってたけど、
出産したのかな?
まあ、私には関係ないけど。



やだやだ。
森田くんのことばかり考えてる。

馬鹿みたい。


今すぐ、休暇取って、どこか遠くに行きたい。
そしたら、絶対に会わずに済むのに。

いやいや。
ペーペー弁護士は、
急な休みなんか、取れないし。



はぁ。
私も結婚すれば良いのかな?
夢の専業主婦!!


多分、1週間で飽きてしまいそうだけど。


そんなこと考えてたら、
豪ちゃんから着信。

何も考えずに出てしまうと、
「帰ったよ。
部屋においでよ」と言われてしまう。



「ごめん。
忙しいから」と言って電話を切ると、
直ぐにまた、着信がある。


「しつこいな。
明日の裁判資料読んでるから!」と言うと、

「相変わらず、元気そうだね?」と、
森田くんの声がした。


「あ…。
おかえりなさい。
合格、おめでとう。
それと、結婚もかな?
じゃあね?」と言って、
電話を切ると、
そのまま電源まで切って、
肩で息をして呼吸を整えた。
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