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第9章 ベターハーフはいつも隣に

豪ちゃんはとびっきり優しい顔で微笑んで、
私の頬を包み込むようにしてからゆっくりキスをしてくれる。

心の底から温かくなるようなキス。


「愛ちゃん。
愛してる。
何回でも言うよ？
毎日、毎日。
お爺さんとお婆さんになっても」

嬉しくて涙がジワリと出てしまうと、
ペロリと涙を舐めてくれる。


こんなに優しい気持ちなのに、
豪ちゃんの股間がびっくりする程、硬くなっていて、
少し戸惑ってそっと握ってみると、
腰を引いて、

「愛ちゃん、ダメ。
無駄撃ち、したくないから、
刺激しないで？」と言って、
額にキスをすると、
私の胸を大きな手の平で包んで、
やわやわと揉んでくれる。


「豪ちゃん…
おっぱい、舐めて？」と言うと、
赤ちゃんみたいにチュパチュパと音を立てて舐めてくれる。


久し振りの感覚に、
腰が動いてしまう。


「愛ちゃん、いやらしい。
腰、動いてるよ？」と言われて、
頬が紅くなる。


指先が両脚の間にするりと入れられて、

「凄く濡れてるよ？」と言われる。



「愛ちゃん、俺、もう限界。
挿れたい」と言うと、
両脚を大きく開いて、グイっと先端を沈めていく。


物凄い圧迫感で、
身体が一瞬、強張ってしまう。


「愛ちゃん、大丈夫？
力、抜いて？
息、吐いて？」と言って、
顔中にキスをしてくれる。


はぁぁぁ…
と息を吐くタイミングで、
グイっとナカに更に沈めて、私の表情を見てくれてる。


「ほら。
一番根元まで入ったよ？」
と言って、髪を優しく撫でてくれる。


「愛ちゃんのナカ、凄いうねってる。
ほら、判る？
うわ。
引き込もうとして…なんか千切れそう。
これだけで、もう、出そう」

「豪ちゃん、動かなくて良いの？」と言うと、

「ちょっと動いても良い？
痛くない？
でも、もたないよ？」と言って、
腰をゆっくり動かしてくれる。


私も両脚を豪ちゃんの腰に絡めていると気持ち良くて、
勝手に腰が動いてしまう。


「豪ちゃん…。
気持ち良過ぎて…。
もうっ…イッちゃいそう。
豪ちゃん、出して？
あぁ…んっ…」


「うおっ。
出る出る…。
愛ちゃん、愛してる」と言いながら、
私の最奥に飛沫を勢いよく飛ばした。