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第1章 プロローグ

「女子高校生のみを対象に、国が認めた医師による特殊身体検査を年一回実施することを義務化します」



少子化対策として
国から出された特殊身体検査

噂では、性検査と言われていて
妊娠する準備は整っているのか…

感度…サイズ等々

ありとあらゆる性の検査を義務化することを国が義務化。
全ては、人口低下を防ぐ為…

「国が認めた医師かよーうらやましー」


医者になり、父の小さい病院を継いだ俺には到底…
ニュースを眺めながら自慰行為に浸る…

この病院に来るのは
じじばばぐらいで…若い女の子なんて来やしない。

ナースも太った熟女

癒やしてくれるのはAVぐらいってとこだ。


朝、ゴミ出しをして
たまりにたまったポストの中を回収

デリヘルのチラシやら出前のチラシの中に
灰色の封筒が入っていた。

「どっからだ？」

極秘書類の判が押されている封筒の裏を向けると
「…国家政府？阿笠総理大臣？」


総理大臣？

慌てて、ゆっくりと封筒を開けて中身を確認すると
白い紙が1枚

<貴殿を　グロリア女学院　特殊身体検査の担当医と認める>


ただその1文と
総理大臣の署名と印鑑が押されていた。

グロリア女学院といえば…近所で有名なお嬢様ばかりの女子校


1度学生たちの横を通ったが
たまらなくいい香りがした。

あんな女子校の特殊身体検査医になれるとは…
思わず、天高らかにガッツポーズをしてしまった。


そして後日
更に封筒が届き、

中には特殊身体検査の内容と記録用の紙が同封されていた。


俺は、内容に軽く目を通したあと
身なりをしっかり整えて

グロリア女学院へと向かった。


「特殊身体検査の担当医になりました黒田です。よろしくお願いします」


女性の教師たちは、内容が性検査とゆうこともあってか
冷たい目をし…
男性の教師たちは、うらやましいのか…嫉妬しているような視線を感じた。