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おさななじみ
第2章 約束

「俺、もう一生分の勉強をした気がする」
グッタリしている俺の頭を二つ年上の姉、春季(ハルキ)が突っついた。
「カオリちゃんも大変だわね
こんなアホの成績上げてやらなくちゃなんないなんて」
「本当よね〜つい甘えちゃったけど、申し訳ないわ」
ウチの女共は揃ってカオリ贔屓である。
ちなみに親父は他県へ単身赴任中だ。
「俺、本当はこの家の子じゃないんじゃないかな?」
「残念ながら、ウチの子なのよね…できるならカオリちゃんと交換したいわ」
容赦ねぇな、おふくろ…
グッタリしている俺の頭を二つ年上の姉、春季(ハルキ)が突っついた。
「カオリちゃんも大変だわね
こんなアホの成績上げてやらなくちゃなんないなんて」
「本当よね〜つい甘えちゃったけど、申し訳ないわ」
ウチの女共は揃ってカオリ贔屓である。
ちなみに親父は他県へ単身赴任中だ。
「俺、本当はこの家の子じゃないんじゃないかな?」
「残念ながら、ウチの子なのよね…できるならカオリちゃんと交換したいわ」
容赦ねぇな、おふくろ…

