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おさななじみ
第18章 春季と真冬
「ね、あれ、ハルキの元カレじゃない?」

視線の先には、確かにマフユがいた。
まさか、私の同期生に彼女がいるの?

ボーッと突っ立っていると、グループの一人に背中を押された。

「早く行きなよ、待たせちゃダメだよ」

「でも、私を待ってるんじゃないと思う…」

全員がお手上げのポーズをとる。

「いいから、早く!」


私は反論を諦めて、マフユに近づいた。



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