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おさななじみ
第7章 もやもや
教室の隅で話していた南田と神田に合流した。

「よお」

「お、おう…」

…会話が途切れる。


「もしかして、お前ら…?」

「アキラもか」

男三人で顔を見合せタメ息を吐く。

二人も昨日のカップルに触発されて、人には言えない恥ずかしい夢を見たらしい。


「虚しいな、俺ら」

「あ〜彼女欲しいなぁ」

「アキラはまだいいさ、いざとなったら波多野がいるもんな」

「恐ろしいこと言うなよ、下手すりゃ殺されちまう」

「そうか?意外とイケるんじゃねぇ?」

「無理無理!」

と言いつつ、俺はカオリとの裸の約束に期待していた。



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