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おさななじみ
第7章 もやもや

放課後、掃除当番のジャンケンに負けた俺はゴミを校舎裏の焼却炉に捨て、教室に戻るところだった。
「…は、七瀬君と付き合ってるの?」
(え、俺?)
どこの学校にも告白スポットがあるが、うちの場合は校舎裏の銀杏の木の下である。
好奇心にかられた俺は、こそこそとスポットへ近づいた。
「アキラはただの幼馴染みよ。だけど…」
「好きです、波多野さん。
僕と、つき合って下さい」
当馬がカオリの手を握ったところまで見て、俺は何も考えずに走り出していた。
気がつくと、律儀にゴミ箱を抱えて教室に戻っていた。
「おかえりなさい七瀬君」
他の掃除当番は帰ってしまい
横川だけが俺を待ってくれていた。
「真っ青だよ、大丈夫?」
気がついた時には、横川を抱き締めていた。
「…は、七瀬君と付き合ってるの?」
(え、俺?)
どこの学校にも告白スポットがあるが、うちの場合は校舎裏の銀杏の木の下である。
好奇心にかられた俺は、こそこそとスポットへ近づいた。
「アキラはただの幼馴染みよ。だけど…」
「好きです、波多野さん。
僕と、つき合って下さい」
当馬がカオリの手を握ったところまで見て、俺は何も考えずに走り出していた。
気がつくと、律儀にゴミ箱を抱えて教室に戻っていた。
「おかえりなさい七瀬君」
他の掃除当番は帰ってしまい
横川だけが俺を待ってくれていた。
「真っ青だよ、大丈夫?」
気がついた時には、横川を抱き締めていた。

