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おさななじみ
第12章 なすがまま
「カオリさん、どうして俺、こんなんなってるんでしょう?」

俺は仰向けに寝転がって万歳の格好でベッドの脚を握り、カオリが持参したガムテープで手を固定されてしまった。
そして俺の質問は華麗にスルーされる。

「アキラ、横川さんとエッチした?」

「してない、してない!キスしかしてない!」

ハッ!ヤバイ、カオリの目がキリキリつり上がった。
俺は何でいつも、いらんことを言ってしまうんだ?



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