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第2章 約束

「くっそ〜！もう何もやる気になんねぇよ…」

「…ッ、わかったわよ！その代わり、死ぬ気で勉強しなさいよ!?」

色気もへったくれもなく、カオリはバサッとスカートを捲り上げた。

「!?」

突然目の前に真っ白な三角形が現れて、俺の頭も真っ白になった。

「きゃーっ何すんのよ!?」

顔面に痛みを感じたのは、背中から壁に激突してからだった。