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おさななじみ
第2章 約束
状況を把握するのに多少時間がかかった。

まずカオリが片足を上げていて、足の裏がこちらを向いている。
どうやら顔面に蹴りを入れられたらしい。
ふむふむ
……


「何してくれてんじゃあ!」

「それはこっちの台詞よ!あんたが急に飛びかかってくるから悪いんじゃない!」

飛びかかった?
俺が?

「…記憶にない」

「っざけんな!!」

「ぐふッ!」

腹にもう一蹴り喰らった。



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