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おさななじみ
第14章 二人の気持ち
「あんなクソ不味いモン飲んでくれて、ありがとな」
カオリの手のひらに粒ガムを落とす。

「だってアキラの…だもん」

恥ずかしげに言って、カオリはガムを噛んだ。

つられて俺も何だか恥ずかしくなり、照れ隠しにガムを頬張った。


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