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自分の為のBL
第1章 雨
「気付いてただろうけど…僕、結構経験…有る んだけどな……ッ」
知っていた。
空が、友達にも見えない男と歩いてる所を見掛 けて、思わず追いかけた事があった。 そのままホテルに入るのを見送って、自分の中 の得体の知れない感情に気付いた。
今思えば、追いかけた時点で、俺は空に特別な 思いが合ったんだろうけど…
「気持ち良ければ、それで良かったのに…こん なのっ……ッア はぁ…んんんっ」
話している間もユルユルと扱かれ続けて、空の ソコは既に先走りでヌルヌルで、先端に親指を当て て塗り広げると、クチクチと濡れた音が響い た。
「空…もっと感じて…」